第1話 今惹かれる色と体調

色は自分自身の潜在意識を表す心と体のバロメーターです。最近、あなたが気になる色はありますか？心や身体は無意識でその時の自分と波長の合っている色を求めます。第一回目は『今、惹かれる色と体調』についてお話しします。

- 赤に惹かれる時

エネルギーを外に発散したくなっている時。強い欲求や不満、情熱がある時。無性に何かをしたい気分の日。”ここ一番”というときは赤を身につけてみましょう。パワーが湧いてきます。

- オレンジに惹かれる時

とても元気な時です。楽しい時や自分のテンションが上がっている時はオレンジに惹かれやすくなります。人と会って話したい、騒ぎたい時で、脳と舌がよく機能する日です。いつもより大胆になりたい時はオレンジを身につけてみましょう。

- 黄色に惹かれるとき

コンディションがいい時です。思考はポジティブ、気分も明るく自然に笑顔がこぼれてしまうかも。体調が悪い時は黄色を身につけたいとは思わないでしょう。黄色は心の救いになってくれる色。悩み事のある時は黄色の物をお部屋に飾ってみましょう。

- ピンクに惹かれるとき

心が幸せな時です。”ピンクの日”はその日の欲求に従って小さな幸せに浸りましょう。ピンクは女性ホルモンの分泌を高め、気持ちを和ませ、心と体の緊張 を和らげてくれます。リラックスしたい時や誰かに甘えたい時はピンクを身につけてみましょう。

- 緑に惹かれる時

休息を必要としている時です。無意識のうちにこれ以上疲労するのを避けようとして緑を選びます。緑には精神を安定させる働きがあります。自分のスペースやバランスを保ちたい時は緑の木々を見つめましょう。

- 青に惹かれる時

心が静かで安定している時です。青は興奮状態の神経を静め、精神の安定、集中力をもたらします。自分自身を見つめ直したい、心を落ち着かせたい時は青い空や海を見つめてみましょう。

- 紫に惹かれる時

体調が悪い時です。心理的に揺れ動く感情を表す色です。気位の高さと不安、厳粛と妖艶といった正反対のイメージが共存します。紫は傷ついた心と体にやさしいヒーリングカラーです。とても悲しい時は紫を身につけて思いっきり泣いてみましょう。

- 茶色に惹かれる時

何となくスッキリしない重苦しい時です。病気ではないけれど天気が悪く気が滅入っている時や、体を休ませたい時、くつろぎたい時など体が茶色に同調します。”安定”を求めるときはアンティークな家具に囲まれてみましょう。

- 白に惹かれる時

体調が良いときです。何かの目標を持ち、積極的な気持ちになっていると進んで白を身につけたくなります。白からは精神の緊張感が伝わります。”何かの始まり”を決断した時は白を身につけてみましょう。

- 黒に惹かれる時

精神的に圧迫してくるものと戦おうとしている時です。黒が好きな人は自立心の旺盛な人です。黒は粋にもみすぼらしくもなります。自分自身をしっかりさせ、毅然とした態度を保ちたい時は黒を身につけてみましょう。